スポーツをする方、マウスピースをしていますか? 印西 歯科
投稿日:2016年1月27日
カテゴリ:ごう歯科BLOG
新年が明けて早1か月が経とうとしています。
今年からは運動をやろうと決意された方も多いと思います。
寒い日が続いていますが、体調を崩さず継続されていますか?
今回はスポーツをする方必見、マウスガードをした方がいい理由を書いていきます。
最近、スポーツ選手もほとんどがつけているため目にする機会が多くなったマウスガード。
ラグビーなどは、義務化が進んで着用しないと試合に出場出来ないようになっています。
単純に歯や口腔内粘膜などを保護するという効果もありますが、その他にも多くの目的があり使用されています。
その目的を説明していきましょう。
1、外傷からの保護
マウスガードの一番の目的は、外傷の防止及び軽減です。
歯が折れたり、脱臼して抜けてしまったり、顎の骨が折れたりするのを防止、軽減します。
特にラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツの場合は人やボールにぶつかったり、急な動きのため歯で舌や唇、口腔内粘膜を歯で傷つけてしまう事があります。
歯は物を咬み切ったり、砕いたりするためのものでこれにカバーを覆い被せることで多くの外傷を予防することが出来ます。
また、マウスピースをしている自分のみならず、相手に対して歯で傷つけることを防止する効果もあります。
またタックルしたり、野球のスイング、重量挙げなど力を入れるときにかかる力は数百キロになると言われています。
この強い力が瞬間的に奥歯にかかると、歯自体が割れて砕けてしまう場合があります。
この力もマウスピースをすることで軽減することもできます。
2、脳震盪を予防する
脳震盪は頭部への急激な衝撃により脳が移動しダメージを負うことで起こります。
マウスガードを装着し、力をかけるときに噛みしめることで首の筋肉が収縮し、脳に対してのダメージが少なくなります。
また、 マウスガード自体もがクッションの役割を果たし衝撃を吸収し脳震盪を予防します。
もし頭に衝撃を受けても頭部に対するダメージ、移動量が少なければ脳に対する影響も小さいと言えます。
噛みしめて筋肉が収縮すると関節が固定され、それが全身の固定につながると言われています。
3、顎関節の保護
ぶつかりあった時に顎関節に強い衝撃が加わると、顎関節に炎症が起きる場合があります。
炎症が大きい場合は顎が開かなくなる場合もあり、顎関節症の原因になることもあります。
また、衝撃が大きいと顎の骨折の可能性もあります。
マウスガードで衝撃をやわらげ、コンタクトスポーツでの顎関節症を予防します。
4、運動時のパフォーマンスが向上する
運動時のパフォーマンスが上がることも報告されています。
・パワーが増す(飛距離アップ、筋トレ時の重さアップなど)
・集中力が増す
・姿勢や平衡感覚が向上する
など様々な効果があります。
怪我の予防からパフォーマンスアップ、おしゃれなどいろいろな用途がマウスピースにはあります。
楽しく健康に安全にスポーツをしてください。
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